旅行業界は「薄日」に改善-帝国データの業界別天気予測

帝国データバンクが2013年2月25日に発表した「100業界231分野の2013年度天気予測」によると、旅行業界の予報は前年の「曇り」から2013年は「薄日」に改善した。日本人の需要増加が前年に引き続き見込まれるとし、旅行各社がLCCとの競合やシニア層の取り込みに動くと見ている。

ホテル・旅館業界についても昨年の「雨」から「小雨」に改善した。中国人の訪日客の回復は未知数としながらも、その他アジアからの訪日客が増加し、ホテル間の競争が激化すると予想する。

なお、業界天気図は各業界の生産や販売、売上、収益動向などから景況感を総合的に判断したもの。「快晴」「晴れ」「薄日」「曇り」「小雨」「雨」「雷雨」の7段階で表しており、2013年は「快晴」がゼロで「晴れ」「薄日」の分野は21.2%。「曇り」が32.5%と最も割合が大きいものの、12年度と比較すると改善の見込みが34分野、悪化が16分野であることから、13年度は改善の兆しがみられると予測している。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…