店頭での検索がカギ、買い物は4割が経験 ースマホ利用実態(1)

デジタルマーケティングを行なうアイレップが実施した、新社会人とバブル世代を対象に実施したスマートフォン(スマホ)利用実態調査で、新社会人の50.0%とバブル世代の34.0%が店頭で購入を予定する商品の前で、スマホで商品情報を閲覧していることが分かった。

チェックする内容は、商品・サービスの評判(新社会人の65.0%、バブル世代の50.0%)、商品・サービスの最低価格(新社会人の42.0%、バブル世代の54.3%)、商品・サービスの割引情報(クーポンなど)が(新社会人の37.0%、バブル世代の37.7%)と多い。

その結果、その場で商品を購入したのは、新社会人の45.0%、バブル世代の36.6%であった一方で、新社会人の45.4%、バブル世代の45.7%が商品の購入を見送った。その後、ネットで商品を購入したという人も新社会人で27.3%、バブル世代で35.4%となっており、買物中の商品検索が、購買行動に大きく影響しているようだ。

また、店頭での購入検討中に商品情報を収集した店舗としては、家電量販店(新社会人52.0%、バブル世代56.7%)、レストラン、カフェなどの飲食店(新社会人22.7%、バブル世代31.3%)などが多い。旅行代理店は新社会人が5.0%、バブル世代が3.7%だった。

このほか、両世代とも4割以上がスマホ経由でのショッピング(アプリ、ゲーム以外)を経験。新社会人の19.7%、バブル世代の14.6%が、月に1度買い物をしているという。平均商品購入金額は新社会人が3630円、バブル世代が6997円との結果となった。

同調査は2013年6月8日~6月20日まで、2013年卒業の新卒社会人とバブル期(1988年~1990年)卒業で、定職に就いている社会人それぞれ300人を対象に、インターネットで実施した。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…