旅行に行く前にチェックするサイトは？　国内はじゃらん、海外はHISが1位に

ネット行動分析サービスを提供するヴァリューズは、今夏に旅行予定がある消費者のネット行動分析をもとに、旅行予定者がよく閲覧するサイトランキングを発表した。

旅行を検討していない人との乖離が大きい順にランキングしたもので、国内旅行は1位が「じゃらんnet」、2位が「楽天トラベル」となったほか、4位に「Yahoo!トラベル」、5位「ジェイティービー（JTB）」と大手旅行サイトが上位に入った。また、3位に「食べログ」、6位に「Googleマップ」、8位に「Yahoo！ロコ－地図」、11位に「Yahoo！ロコ－路線情報」も入っており、旅行先へのアクセスを調べるための利用も多い。

一方、海外旅行では1位が「エイチ・アイ・エス（HIS）」、2位が「JTB」、3位が「日本航空／JAL（JL）」と続き、5位に「じゃらんnet」、6位に「楽天トラベル」も入っている。また、4位に「トリップアドバイザー」、10位に「フォートラベル」などのクチコミサイトも上位にランクインしたという。

海外旅行はサイト閲覧で男女差が大きかったのも特徴。「HIS」、「JTB」、「阪急交通社」の旅行会社サイトのほか、「アメーバブログ」、「Facebook」、「Yahoo!ニュース（トピックス）」、「食べログ」、「ぐるなび」、「楽天市場」が女性の接触率が男性よりも10ポイント以上、上回っており、女性の情報感度の高さ、グルメ、ショッピングを好む傾向が、ネット行動にも表れているとする。

調査は2013年6月18日～24日まで、全国のVALUESモニターを対象に実施。回答者は1万6395人で、このうち今夏の旅行予定のある人は国内旅行が33.2％、海外旅行は7.1％、行き先は決めていないが検討中が11.2％となった。旅行時期は8月が45.5％、7月が25.4％、9月が18.8％で、旅行の申込時期は6月が42.8％、5月が33.9％、4月が11.7％、3月が4.8％の順となった。