エア・カナダ(AC)は、このほど貢献度の高い旅行会社を表彰する「アワード・オブ・エクセレンス」の結果を発表、表彰した。
表彰の当日、エア・カナダ日本地区旅客営業・マーケティング本部長のワイス貴代氏(右写真、中央)は同社の課題について言及。カナダ本国ではレジャーエアラインとして同社が立上げたエア・カナダ・ルージュが就航しており、エア・カナダ本社としては国際線の路線拡大に注力、B787の投入路線の選定も課題として検討されているという。
ワイス氏は、日本としては日本発、就航都市発の「双方向でビジネスをクリエイトすることで、さまざまな路線がつくれるのではないか」と、旅行会社のさらなる協力を呼びかけた。
表彰の結果は以下のとおり。
【ベストパフォーマンス賞】
2012年の総売上高、前年対比の売上伸び率、全売上額に対する下期売上額の全体の占める割合、カナダ路線を持つ航空会社のなかでのACの販売シェア、ビジネスクラスの販売実績の項目で最も総合点数の高かった旅行会社を表彰。
JTBグループ
(JTB首都圏、JTBワールドバケーションズ、JTBメディアリーディング、TPI、JTB法人東京の各社が評価対象)
【ベストグロウス賞】
前年対比の売上が最も伸びた旅行会社を表彰
(コーポレート部門)
株式会社日本旅行・アメリカンエクスプレス
(レジャー部門)
クラブツーリズム株式会社
【ベストパイオニア賞】
斬新な商品造成をした旅行会社を表彰
株式会社ニッコウトラベル
(受賞理由)
「憧れのカリブ海クルーズと神秘のメキシコ二大遺跡」をエア・カナダ利用の商品で造成。他商品にない、オーランドin、メキシコシティーoutでのカリブ海クルーズツアーで、エア・カナダ利用としては新しいデスティネーションの開拓になったことを評価。
【ベストプロモーション賞】
年間を通して最もエア・カナダのプロモーションに協力した旅行会社を表彰
株式会社フェロートラベル
(受賞理由)
海外スキー専門の同社は、下期全体を通して新規就航の成田/カルガリー直行便をフィーチャーしたカナディアンロッキーのスキー展開を積極的に取り組んだ。また、日本全国のセミナーやイベントでもエア・カナダの露出に協力したことを評価。