19歳のリフト券が無料になる『雪マジ!19~SNOW MAGIC~ 2013』が全国173ゲレンデで実施される。これは、スキーエリア再活性化のための若者需要創出プロジェクトとして「じゃらんリサーチセンター(以下JRC)」が全国のゲレンデに呼びかけ、連携して実施するもの。2011年からスタートし、今年で3年目となる。
同社によると、スキー・スノーボードなどのスノーアクティビティは、年齢が上がるにつれて参画率が低下するという特徴がある。そのため、このプロジェクトは若年層・初心者層の取込み強化と、その後の継続を促すための方策として重要なエントリー層である19歳層を中心とした若年層を増やすことを目的に実施。活動初年度(2011年度)は、国内89カ所のゲレンデと連携し19歳のリフト券を無料にした結果、19歳会員登録数が約5万人、延べ動員数12.8万人を達成。2012年度は参加ゲレンデ数が1.5倍強、会員数がおよそ2.1倍となった。また、「翌年度の再来訪意向」は99.9%、実際初年度の会員が20歳になった際には92%が再来訪し、機材レンタルや食事などの付帯サービスを利用する傾向が高いことも特徴であるという。
3年目となる2013年は、前年比1.27倍となる日本全国173ゲレンデが参加。19歳の登録者はリフト券が無料となるとともに、リピーター対策も実施する。これは、2012年の参加者(2013年に20歳)に向けたリピートキャンペーン「雪マジ!20」で、対象のゲレンデが割引特典を提供するもの。また、対象年齢以外の最大9000人に無料リフト券を提供する「19歳紹介キャンペーン」や19歳を3人紹介で1枚、5人紹介で2枚の無料リフト券がもらえるキャンペーンなどを実施することで取組を強化する。
2013年度の開催概要は以下の通り。
【開催概要】
- 対象者:1994年4月2日~1995年4月1日生まれの男女
- 対象期間:2013~2014年冬季シーズン ※スキー場の営業開始・終了期間による。
- 登録方法:公式サイトから会員登録(当日登録可、登録無料)
- 利用方法:スキー場で、登録時に発番された会員番号と指定の写真付き身分証明書をリフト券交換時に提示
- 対象スキー場:北海道から九州まで全国173ゲレンデ