アマデウス、完全ウェブベースで旅行手配が可能に、来年3月から

アマデウス・ジャパンは、完全にウェブベースで旅行の手配、GDSの一連作業が可能となる「Amadeus Selling Platform Connect」を2014年3月にリリースする。これは、プログラムを事前にインストールする必要がなく、ネット環境でIDとパスワードがあれば、ウェブサイト上で作業が完結するもの。IE、Chrome、Firefox、safariなど多種のブラウザ、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末にも対応。オフィスの端末だけでなく、どこでもデバイスやシチュエーションを選ばずに操作ができるため、旅行業の手配業務を変える画期的なものとなりそうだ。

今回発表された「Amadeus Selling Platform Connect」は、従来の「Amadeus Selling Platform」を進化させたもの。従来、可能な機能はそのままにウェブベースにすることで、操作性を向上させた。操作中に同じ画面のなかで情報サイトを閲覧したり、ホテル・レンタカーの予約画面で地図や各種レートの表示などが見やすくなっている点も特徴だ。

「Amadeus Selling Platform Connect」は、2014年3月に予約機能、2015年3月に発券機能の提供をスタートする予定。同社は、新しい基幹製品を通して旅行会社に販売力の拡大、顧客サービスの向上、オペレーションの改善、顧客満足度の向上、業務の拡大を提案する。

なお、この製品は、旅行会社向けイベント「アマデウス・ソリューションEXPO 2013」で発表された。会場では、アマデウスが掲げる「Together, we shape the future of travel(みなさまと共に旅行の未来を 形づくる)」をテーマに同社ソリューションを紹介。世界と日本の旅行市場調査をもとに、現在と未来を見据えた旅行業務の効率化や顧客満足の向上について語られた。

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