外務省、タイの反政府集会デモで旅行者に注意喚起、さらに発展する可能性

外務省は、2013年11月26日、タイで発生している反政府集会デモの実施などに関して渡航者、旅行者に注意喚起を発表した。外務省によると、タイのバンコクでは11月26日現在、反政府グループがバンコク都内の民主記念塔を中心に抗議、デモ活動を続けている。すでに一部の政府公的機関・施設(財務省、外務省、予算局、広報局)を占拠する動きがみられるという。

タイ警察は反政府グループが11月26日以降もバンコク都内数カ所で集会やデモ行進を行う情報を入手。具体的な場所が公表されていないものの、さらに発展が予想されるという。外務省は、こうした反政府グループの集会や行進が行われる地域では、交通渋滞や治安当局などとの衝突など不測の事態が発生する可能性を指摘している。

また、今後タイでは集会・デモが行われる地域一帯で、国内治安法を適用して治安当局による交通規制、警察官などによる各種規制・指示・警告等がなされる事態が発生する場合もあるという。外務省は、こうした指示に従って行動し、周囲の状況に注意を払うように呼びかけている。


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