エクスペディアジャパンは、毎年恒例となる有給休暇・国際比較調査を発表した。これは、世界24ヶ国、18歳以上の有職者男女8219人から回答を得たもの。調査結果によると、有休取得率の世界最下位は日本、2位には韓国、3位にはイタリアという結果となった。
同社の調査によると、2013年の日本回答者の有休支給日数は18日。世界平均が20日となり、大きな差は見られなかったものの、有休取得率は日本が39%、韓国が70%、イタリアが73%となり、2位以下に大きな差をつけて世界最下位となった。これは、同社調査では6年連続。
また、有休消化日数が0日である回答者の割合が日本は17%で、他に大きく差を付けて1位という結果になった。支給日数が年間平均の18日なのに対して、消化日数0日の割合が高い結果から、日本では有休休暇をとることに対するハードルが高いことが分かる。しかしながら、約半数となる49%が「今の有休消化日数に満足している」と回答。エクスペディアは、「日本人は休みをとることへの願望が控えめ」と分析している。