在タイ日本大使館は、タイ政府が2014年1月21日夕刻に、バンコクに非常事態宣言を発動したと発表した。期間は1月22日から60日間。対象地域はバンコクとノンタブリ県の全域、および一部の隣接県とされているという。旅行者、渡航者は注意と現地の情報収集をしたうえでの行動が必要だ。
在タイ日本大使館によると、非常事態宣言は治安維持のために政府に大きな権限を与える非常事態令に基づくもの。外出や集会の禁止、情報流布や交通の制限等の措置を取る可能性がある。状況次第ではさらに新しい治安強化措置を取る可能性もあるとし、関連情報への十分な注意を呼び掛けている。
(写真は2014年1月15日バンコク市内トンロー付近:撮影者Miyuki Niida)