クラブツーリズムによると、全員が一人で参加する「ひとり旅ツアー」が年間約1500コース、約3万5000名が参加するまでに拡大した。ひとり旅ツアーは、一人でも気兼ねなく自由に旅を楽しんでもらえるツアーをコンセプトとし、最近ではシニア世代を中心に注目度が高まっているという。
最近、クラブツーリズムが旅行好きのシニア世代400名を対象に実施した調査によると、ひとり旅ツアーの認知度は46.3%と約半数。参加者は5.5%だが、その95.4%がリピート意向を示し、未体験者の47.6%が参加を希望する回答をした。参加意向の理由からは、「好きな日時で行ける」が56.7%、「行ってみたい場所に行ける」が51.7%など、友人などとの調整の必要がなく、自分ひとりで旅行を楽しむアクティブなシニアの姿が浮かび上がった。
今後は、春の旅行シーズンに合わせたテレビCMでも「ひとり旅」をフューチャーした内容を放映するほか、ひとり旅ツアーの説明会も順次開催。ホームページ上でもひとり旅ツアーの様子の動画を放映するなど、ひとり旅ツアーをアピールしていく。