ハワイ州観光局(HTJ)は、新しいプロモーション「ウルトラハワイ」の展開を開始する。これは、すべての世代に親しまれるヒーロー「ウルトラマン」とHTJがコラボレーションしてファミリーや初めてハワイを訪れる旅行者増の促進をはかるもの。子供から大人まで、どの世代でも安心して旅行を楽しめる「ハワイ」を訴求する(右写真はハワイ州観光大使の道端ジェシカさんとウルトラファミリー)。
今回のプロモーションは、ウェブ、SNSを多用しているのが特徴で、特にウェブサイトに掲載する映像はウルトラマンファミリーの旅をストーリー仕立てで構成。宇宙のために働く父と母のために、ウルトラマンが親孝行の旅を決めることからスタート、旅の目的地選びでは「地球のまんなか」「平和の島」という理由でハワイを選定。ウルトラ親子の旅に、通常は敵となる悪役のバルタン星人らもともに休暇でハワイを訪れるというもの。映像は、東京オリンピック招致のIOCプレゼンテーションのオープニング英王を手掛けた江口カン監督のオリジナル作品だ。
通常は、戦っているヒーローが、平和にバカンスを楽しんでいる姿は、ギャップがおもしろい映像で話題を呼びそうだ。撮影は、ハワイの4つの島を訪問し、クアロアランチでの四輪バイク、親子でゴルフ、ウルトラマンの父と母のバウリニューアル、カウアイ島でサンセットを眺める、などウルトラマンを通してハワイを映像で紹介している。
また、オアフ島には全長2.5メートルの「ウルトラマン(ティガ、ゼロ、メビウス、ギンガ)」の立像をオアフ島内に設置する。場所はTギャラリア by DFS、クアロアランチ、ポリネシア・カルチャー・センター、ヒロハッティ・ニミッツ店の4か所で4月1日から。
ハワイ州観光局のミツエ・ヴァーレイ氏は、プロモーション発表の記者会見で、ハワイが過去にはウルトラマンの撮影地にされていたエピソードを紹介。日本・海外において認知度の高い「ウルトラマン」起用することで、3世代ファミリーやファーストタイマーの誘致を図りたい考えを明らかにした。また、小さな子供から年配の方まで「必ず自分たちのしたいプログラムがみつかる」としてスペシャルなハワイを訴求する。
▼旅行12社と連携、スタンプラリー開催へ
今回のプロモーション展開では、大手旅行会社 12 社と旅行商品で連携。各社が「ウルトラハワイ」対象商品を販売、順次発売する。対象ツアーでは、現地で参加できるスタンプラリーを企画。オアフ島、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島の55か所以上のホテルやアクティビティなどの旅行関連のスポットでウルトラマンキャラクターのスタンプを3つ集めるとホテル宿泊券やウルトラマンフィギアなどが抽選で当たるものとした。スタンプラリーは4月18日から10月30日まで、ツアー対象期間は年4月1日から9月30日となっている。
対象旅行会社の12社は以下のとおり。- R&Cツアーズ
- エイチ・アイ・エス
- ANAハローツアー
- 近畿日本ツーリスト
- JTBワールドバケーションズ
- ジャルパック
- トップツアー
- 西鉄旅行
- 日本旅行
- 農協観光
- 阪急交通社
- 名鉄観光
ウルトラハワイ 特設サイト www.ultrahawaii.jp