国土交通省はこのほど2013年(平成25年)10~12月の特定本邦航空事業者航空輸送サービスに係る情報公開を行った。それによると、欠航率では前年同期の0.90%から1.25%に悪化。7-9月の0.82%と比較しても欠航率は高くなった。
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最も欠航率が高かったのはスターフライヤーの2.65%。特に機材繰り/機材故障による欠航が他社と比較して突出した。そのほか、12月20日から運航を開始したバニラエアはすべて天候による欠航で2.04%。沖縄路線を運航するJTAも2.05%と高い欠航率となった。最も欠航率が低かったのは7-9月に続きピーチアビエーションで1.01%だった。大手2社の欠航率は、日本航空(JAL)が1.05%、全日空(ANA)が1.25%。
なお、国交省が発表している「特定本邦航空事業者航空輸送サービスに係る情報公開」は「航空の利用者が自己責任により自由かつ的確に航空輸送サービスの選択を行うことが可能に」することを目的に毎年4半期毎に発表。また、比較については「対象となっている路線が各航空会社によって異なっており、路線毎・季節毎に欠航・遅延の特性が異なることから、単純な比較には適さない。」としている。
( 特定本邦事業者)
- 日本航空(JAL、ジェイエア、ジャルエクスプレス)
- 全日空(ANA、ANAウィングス)
- トランスオーシャン航空
- スカイマーク
- AIRDO
- スカイネットアジア航空
- スターフライヤー
- ピーチアビエーション
- ジェットスタージャパン
- エアアジア・ジャパン