カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)と、旅行者と空き部屋を貸したい人をつなぎ、個人宅の宿泊を提供する「Airbnb」(エア・ビーアンドビー)は、共同で「家旅(いえたび)」の名称で新サービスを開始する。暮らすように旅をする新しい旅のスタイルとして、CCCグループの旅行サイト「Tトラベル」を運営するTトラベルと「Airbnb」が提携。2014年5月22日から、「Airbnb」の提供する物件に宿泊できるパッケージツアーを販売する。これは「Airbnb」として初めてのこと。同社は個人宅の宿泊マッチングサービス分野では世界最大。
今回の提携では、「家旅」のコンセプトのもとで、世界192カ国3万4000都市に展開し世界で拡大を続ける「Airbnb」から特定の物件を選定し、Tトラベルが提供するパッケージツアーとして提供するもの。5月22日のスタート段階では、ロサンゼルス、ローマ、パリ、バリ島、沖縄の5都市で全23件のパッケージ旅行を販売。出発期間を7月から9月、宿泊期間は4泊を中心に商品を提供する。「Airbnb」の物件は、Tトラベルが代理で予約手配を行う形態をとる。
また、2014年6月16日からは第二弾の取組みとして、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI(東京都港区)、代官山 蔦屋書店(東京都渋谷区)、TSUTAYA三軒茶屋店(東京都世田谷区)の3店舗とWEBサイトで、「Airbnb」のパッケージプランとともに「家旅」の世界観を体感できる映像作品や書籍を特設売場にて展開。「家旅フェア」として展開し、Tサイトでは「家旅」特設サイトを設置する。TSUTAYA店頭での「家旅フェア」をサイト上でも紹介し、各種キャンペーンを実施する予定だ。
(トラベルボイス編集部)