タイ政府観光庁総裁が旅行業界にメッセージ、政治的状況は「観光全てに影響はない」

タイ国政府観光庁のタワチャイ・アルンイク総裁は2014年5月27日、旅行業界向けのメッセージをホームページ上で発信した。「親愛なる旅行業界の皆様へ」で始まる文章には、2014年5月22日以来、「国家平和秩序評議会(NCPO)」が国を統治している状況とともに、タイの観光産業に関して「私は王国の政治的状況は国全体の観光全てに影響はないと確信しております」と明記。

タイ全土に午後10時~午前5時までの夜間外出禁止令が発令されているなか、すべての観光業界のビジネスやサービスは、営業時間は夜間外出禁止令を順守するように調整しているものの、通常通り機能していることをアピール。また、バンコクやタイ全土のすべての空港や輸送システム、道路、鉄道等すべての交通が通常通り運航しており、定期便、チャーター便も運行。離発着する定期便およびチャーター便の乗客は、24時間いつでも空港へまたは空港から移動ができるという。

さらに、NCPOでは夜間外出禁止令は長く続かないと発表していることも明かし、「皆様とお客様がタイにお越しになることを心よりお待ちしております」としている。メッセージの全文はタイ国政府観光庁のホームページへ。

タイ国政府観光庁・親愛なる旅行業界の皆様へ

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