スターアライアンスの英ロンドン・ヒースロー空港の新ターミナルがオープンした。今後、新しいターミナル2は、スターアライアンスの新拠点となり、6か月以内にヒースロー空港に就航するスターアライアンスの全23のメンバー航空会社が移転することになる。同一アライアンスで就航するすべての加盟航空会社が1つのターミナルに集まるのは、ヒースロー空港では初めてのこと。
まずはユナイテッド航空(UA)が移転を完了し、6月18日にはエアカナダ(AC)、中国国際航空(CA)、全日空(NH)。7月にはエバー航空(BR)、タイ国際航空(TG)、トルコ航空(TK)など5社、9月にはスカンジナビア航空(SK)、シンガポール航空(SQ)など4社、10月にはアシアナ航空(OZ)やルフトハンザ・ドイツ航空(LH)など10社が移転する。
ターミナルではテクノロジーを駆使し、旅客の経路をコントロール。チェックインカウンターは航空会社をゾーンごとにグループ化しているが、チェックインや荷物タグは教養の自動チェックイン機81台で利用を可能とした。また、Bサテライトの12搭乗ゲートのうち8つではセルフボーディングを可能としている。