比較グラフで見る旅行会社トップ5社の取扱額、直近12ヶ月の推移を比べてみた(2014年5月)

観光庁がとりまとめた2014年4月の旅行取扱状況年度総計(速報)によると、主要50社の総取扱額は、前年比3.4%増の5249億5702万円なった。区分別でも、海外旅行、国内旅行、外国人旅行のいずれも前年を上回り、海外旅行、国内旅行は1か月でプラス転化となった。

海外旅行は1.2%増の1710億2072万円。ゴールデンウィークの日並びの影響で、近場の台湾や東南アジアが好調だった。ただし、反政府デモの影響でタイは不調だったほか、中国と韓国方面の低調は続いた。募集型企画旅行(旅行商品ブランド)の取扱額では0.1%減の541億8319万円、取扱人数では8.6%減の25万169人となり、マイナス推移が続いている。上位5社の海外旅行の取扱額推移は以下のとおり。

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国内旅行は4.2%増の3442億7270万円。ゴールデンウィークの日並びの影響で、国内旅行も比較的好調だった。募集型企画旅行に限ると取扱額は5.9%増の755億9970万円、取扱人数は1.7%増の274万1365人で、比較的高単価な旅行が伸びているといえる。上位5社の国内旅行の取扱額推移は以下のとおり。

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外国人旅行の取扱額は15.9%増の96億6359万円。ビザ緩和施策の影響で、東南アジアからの旅行者の増加が続いており、募集型企画旅行では取扱額は20.8%増の4億2249万円、取扱人数では49.9%増の2万6090人と、数を伸ばしている。上位5社の訪日旅行の取扱額推移は以下の通り。

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