綜合ユニコムは、全国の主要なレジャー・集客施設を対象に集客動向のランキングを発表した。2014年版の集計は、各施設に2013年4月1日~2014年3月31日の時点の集客数を聞いたもの。テーマパーク・遊園地・動物園・水族館・ミュージアムの入場有料施設を対象にしている(ランキングは下段に紹介、図表はすべてユニコム資料より)。
今回の調査では年間入場者数ランキング全50施設のうち、66%が前年度の実績を上回ったのが特徴だ。各項目のランキング上位5施設は次の通り。
「テーマパーク」では、開業30周年を迎えた東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーが3000万人の大台を突破、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンも開業以来の1000万人超えを果たした。また、ハウステンボスも前年度比29%増の約250万人を集客するなど、三大テーマパークの好調が際立っている。*琉球村のみ、集計期間2013年1月~12月。
「遊園地」は上位10施設のうち約7割が前年度の実績を下回ったが、多くが5%未満の減少で前年並みを維持した。*ひらかたパークのみ集計期間が2012年3月3日~2013年2月24日。
「動物園」は上野動物園が約350万人でトップを守るなか、再整備の進む「札幌市円山動物園」(前年度比128.2%)と「福岡市動物園」(同117.8%)が躍進した。*東武東武公園の集計期間は2013年2月~2014年1月。
なお、同調査の詳細な集計・分析結果は、『月刊レジャー産業資料』8月号の特集「レジャー施設 集客ランキング2014」に掲載されている。
(トラベルボイス編集部)