LCCバニラ・エア(JW)の代表取締役社長・石井知祥氏は、2014年冬期ダイヤの販売戦略説明会で成田/香港線と成田/高雄(台湾)線を開設する準備を進めていることを明らかにした。香港線は2014年11月初旬に週3便(昼便)、高雄線は2015年2月初旬にデイリー運航を開始したい考え。運賃やスケジュールなどの詳細は9月に発表される予定だ。
石井氏は「さらに国際線に比重おきたい」として、現在の供給座席の国内線6割、国際線4割の比率を「逆転させたい」方針。さらに増便を視野に入れており、香港線は早いタイミングでデイリー化、2015年3月までには新たに夜便を追加し、2往復まで増便したいという。
現在の同社保有機材数は6機。これを2014年度末までに8機とする予定で、自社パイロットの養成も急ぎつつ、国際線強化の体制をつくっているところだ。
なお、新設予定の高雄線は台湾では台北に続く2路線目となる。
(トラベルボイス編集部:山岡薫)