民泊サービス「TOMARERU」の親会社である百戦錬磨は、ベンチャー支援組織WiL,LLC.(カリフォルニア州)からシードラウンドで約2億円の資金調達を実施した。百戦錬磨では2014年度を本格的な旅行サービス開始の年度と位置付けており、今後さらなる事業強化を図る方針。
今回の資金調達では、同社の経営基盤の強化とともに、完全子会社・とまれるの国家戦略特区を活用した民泊サービスと、復興庁東北先導モデル事業である農林漁家宿泊予約サイト「とまりーな」のスタートアップ、予約物件増強、マーケティング強化を図るとしている。
TOMARERUは今秋から年内にかけてサービス開始を予定。訪日外国人を中心に長期滞在ニーズを満たす新しい旅行を提案していく。とまりーなは訪日外国人のみならず、短期滞在ニーズのある日本人も対象に、農林漁家での宿泊体験を通じて地域振興を促進する。
(トラベルボイス編集部)