欠航しやすい航空会社は? スターフライヤが突出、JALも機材繰りで続く -2014年4〜6月(国交省)

国土交通省はこのほど2014年(平成26年)4~6月の特定本邦航空事業者航空輸送サービスに係る情報公開を行った。それによると、欠航率では前年同期の0.66%から0.48%に減少。2014年1月〜3月の欠航率2.16%からも大きく改善した。

最も欠航率が高かった航空会社はスターフライヤーで1.02%。その半分以上の0.58%が機材故障だった。次に高かったのがJALで0.69%。最も高かった原因は機材繰りで0.34%だった。LCC3社を見ると、ピーチアビエーションが0.16%で最も低くなったほか、ジェットスタージャパンも0.35%で平均以下になったものの、バニラエアが0.56%と平均を上回った。このほか、平均を下回ったのは、ANA(0.35%)、日本トランスオーシャン(0.40%)、スカイマーク(0.26%)、ソラシドエア(0.30%)だった。

国交省プレスリリースより

なお、国交省が発表している「特定本邦航空事業者航空輸送サービスに係る情報公開」は「航空の利用者が自己責任により自由かつ的確に航空輸送サービスの選択を行うことが可能に」することを目的に毎年4半期毎に発表。また、比較については「対象となっている路線が各航空会社によって異なっており、路線毎・季節毎に欠航・遅延の特性が異なることから、単純な比較には適さない。」としている。

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