リクルート、2015年第1四半期の売上高は旅行分野110億円・飲食79億円 -株式上場で情報開示

リクルートホールディングスは、2014年10月16日に東証一部に上場したが、同日、最新の四半期決算情報を開示した。これによると、2015年3月期第1四半期(2014年4月1日~6月30日)の連結業績は、売上高が3058億円、営業利益が315億円、経常利益が332億円、四半期純利益が186億円だった。

このうち、旅行分野を含む「販促メディア事業」は売上高が774億円、セグメント利益(EBITDA)は232億円。旅行分野に限ると売上高は110億円だった。旅行分野は宿泊単価の上昇とダイナミックパッケージの拡販推進で、「じゃらん」を中心に好調な推移だったという。

このほか、販促メディア事業の売上高では、旅行と同じ「日常消費領域」に含まれる飲食分野が79億円、美容分野が93億円。住宅分野や結婚分野を含む「ライフイベント領域」は420億円だった。また、人材募集に係る「人材メディア事業」の売上高は690億円、「人材派遣事業」は1621億円。

連結業績の通期予想は、売上高が前年比8.3%増の1兆2900億円、営業利益は3.0%増の1210億円、経常利益は3.2%増の1260億円、当期純利益は0.9%増の660億円を見込む。今後は、国内ではIT化の推進とIT人材への権限移譲による事業スピードの加速、新規事業開発を推進するほか、海外ではM&Aで取り込んだ子会社に対する企業価値向上とともに、引き続きM&Aや提携、合弁会社設立等に取り組むとしている。

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