リクルートライフスタイルで観光に関する調査研究・地域振興を行う「じゃらんリサーチセンター」は、スノーエリア再活性化のための若者需要創出プロジェクトとして『雪マジ!19』『雪マジ!20』『雪マジ!ふくしま』を開催することを発表した。
このプロジェクトは趣意に賛同するゲレンデと連携して2011年11月に観光庁後援のもとで発足したもので、今シーズンで4季目を迎える。今年は10月23日より登録が開始された。
『雪マジ!19 ~SNOW MAGIC~ 2014(雪マジ!19)』は、スマホアプリ「マジ☆部」を介して申し込みをした19歳の男女に無料のリフト券を配布する仕掛け。全国180カ所のゲレンデとの連携で、登録者自身だけでなく19歳の人を複数紹介することでさらに無料リフト券を得る仕掛けや、19歳以外の人に無料リフト券をプレゼントする応援企画もある。
昨シーズンの会員登録数は15万人以上でゲレンデ延べ動員数合計は、推計値で約52.8万人。今年はさらなる会員増が期待される。
『雪マジ!20 ~SNOW MAGIC~ 2014(雪マジ!20)』は、昨シーズン同キャンペーンに登録した人や新たにスキーやスノーボードをやってみたい20歳の男女を対象とし、同イベントのリピーター層を狙う。アプリを使って登録することでリフトの割引券を得ることが可能、現在は全国52か所のゲレンデと提携だが、順次追加されていく見通しだ。
『雪マジ!ふくしま』は、東北索道協会福島地区部会との共同企画で、冬季の観光誘客や地域経済の活性化が目的。20歳~22歳の男女がアプリを使って登録することで、福島県内の22カ所のゲレンデのリフト代が無料となる。
スマホアプリ「マジ☆部」は若者の行動支援プラットフォームとして開発されたもの。ここに「入部」すればさまざまな楽しいことを無料で体験できるというコンセプトに基づく。App Store または Google Play からダウンロードが可能だ。
じゃらんリサーチセンターでは、昨シーズン以上に多くの若年層にスノーアクティビティ体験の機会を提供し、スノーエリアの再活性化に寄与していきたいとしている。