スマホからのネット利用者数、旅行など9つのカテゴリでPCを超える -ニールセン調査

ニールセンは、2013年4月~2014年4月までの1年間のスマートフォン利用状況をまとめたレポート「Life with Mobile」を発表した。これによると、スマートフォンからのインターネット利用者は1年間で41%増の4055万人に増加。パソコンからは9%減の5205万人に減少した。 *右画像はニールセン報道資料より(クリックで拡大)

カテゴリ別の利用状況では、ニールセンによる15の分類のうち、9カテゴリでスマートフォンからの利用者数がPCの利用者数を上回った。旅行やEコマースなどのほか、エンターテイメントに含む動画関連サービスでも、YouTubeおよびニコニコ動画で2014年2月頃から拮抗し、2014年4月にはスマートフォンの利用者がそれぞれ300万~400万人程度の差で上回っている。

年代別のスマートフォンの保有率を見ると、1年前にすでに約7割近いシェアのあった10代、20代は大きな変化はないが、若年層以外では伸びが著しい。特に40代でも50%と約半数が保有するようになったほか、50代では以前の2倍の30%に拡張した。

ニールセン報道資料より

ニールセンでは、40代、50代のスマホ保有者の急増が利用者増加の一因としており、マーケティング担当者は今後の施策を検討する際には、“スマホファースト”が必須だとしている。

なお、同調査によるとスマートフォンからのインターネット利用者数は、2013年4月から2014年4月の1年間で1172万人(41%)増加し、4000万人を突破した。

ニールセン報道資料より

(トラベルボイス編集部)

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