日本旅行業協会、業界独自の養成講座・認定制度に「エリア・スペシャリスト」を新設

日本旅行業協会(JATA)は「トラベル・カウンセラー制度」で、「エリア・スペシャリスト(AS)制度を新設した。2015年3月から募集を開始する。

人気の高い国や地域を8つのエリアに編成し、エリアごと同地域での旅行に関わる知識を修得するもの。既存の制度のうち、地域を対象にしたデスティネーション・スペシャリスト(DS)は1か国・地域または隣接国・地域を対象とするものだったが、海外旅行の販売には基礎的な関連・周辺知識を広範に身に着ける必要性を考慮し、エリア・スペシャリストの新設を決定した。

対象はヨーロッパ3エリア、アジア2エリア、北・南米、ハワイ州・グアム・アリアナ・その他、オセアニア・大洋州の8エリアに区分。内容は人口や言語などの一般情報から観光地理の特性、交通・宿泊情報、ビジネストラベルなど幅広い設問を用意する。詳細はトラベル・カウンセラー制度推進協議会のホームページへ。

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