KLMオランダ航空(KL)は、旅行者と空き部屋を貸したい個人を繋ぐマッチングサイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」に、アムステルダム・スキポール空港に駐機する本物の航空機での宿泊プランを掲載した。11月28日~30日の期間、ユニークな宿泊先「フライ・アパート」として貸し出す。Airbnbとの協働で実施する期間限定企画で、宿泊者は応募者の中から抽選とし、無料で提供する。
KLMオランダ航空では2014年11月11日、MD-11のラストフライトを行ない、その退役機材を宿泊施設として改装。機内は366平方メートルの広さで、116の窓とファーストクラスの座席、コックピットパノラマウィンドウなど航空機らしさが感じられながらも、リビングルーム、マスターベッドルーム、幼児用ベッド2台、2つのキッチンなど、快適な滞在に必要な内装に整えた。WiFiやゲーム、ホームシネマシステムなども利用可能とする。