楽天トラベルでは、2014年の予約流通実績をもとに、「2014年に注目を集めた都道府県ランキング」をまとめた。その結果、ランキング第1位は佐賀県で前年比22.5%増、2位は和歌山県で16.2%増、3位は熊本県で16.1%増となった。また、上位にランクされた地方には共通する理由として、「観光地の世界遺産登録や認定」「交通手段の新規就航や開通」「周年記念」「大河ドラマ効果」といった要因があった。
ランキングトップ10は以下のとおり。
【2014年国内旅行 都道府県別 伸び率ランキング TOP10】カッコ内は前年同期比
- 佐賀県(+22.5%)
- 和歌山県(+16.2%)
- 熊本県(+16.1%)
- 山形県(+15.7%)
- 沖縄県(+15.3%)
- 滋賀県(+14.9%)
- 群馬県(+14.4%)
- 大分県(+14.3%)
- 栃木県(+14.1%)
- 兵庫県(+13.2%)
楽天トラベルでは、佐賀県が注目度1位となった理由として、福岡県民が佐賀に旅行する機会が急増したこと、佐賀県の嬉野温泉や武雄温泉はPRが奏功して人気を得ていることに加え、NHK大河ドラマ効果や佐賀有明空港が羽田増便となったこと、LCC春秋航空による成田就航があったことなどを挙げている。また、2位になった和歌山・熊野古道や高野山の世界遺産登録10周年や高野山が2015年で開創1200年を迎えること、3位熊本県ではLCCジェットスターによる熊本空港就航などが寄与したとして、注目度アップの共通要因をまとめた。
この調査は、2014年11月30日時点での2014年1年間(2014年1月1日~2014年12月31日)の予約流通実績をもとに前年同期比で算出されたもの。対象は国内宿泊、ANA楽パック、JAL楽パック。
なお、楽天トラベルではこのランキング結果に応じた宿泊プランなどを用意。詳細は以下ページで確認できる。