ジャルパック代表取締役、二宮秀生氏は、2015年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。二宮氏は、世界中の様々な環境に変化があっても、「旅の素晴らしさ」「旅の力」そのものは不変であるとの考え。看板に偽りのない、信頼を得る会社でありつづけることへの強い意思を込めて「羊、遠くに行く」というユニークなメッセージを明らかにした。 *右写真:二宮氏(2014年7月/撮影:編集部)
発表された年頭所感は以下のとおり。原文のまま掲載する。
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「羊、遠くに行く」
昨年は消費税増税、急激な円安、アベノミクス、諸外国の政治混乱、日本各地の水害、エボラ出血熱、年末の総選挙などなど政治、経済をはじめとしてさまざまな環境が目まぐるしく変化した1年でした。
しかしながらどれほど環境が大きく変化しても、旅の素晴らしさ、旅の力そのものは何ら変わりません。人生の思い出を豊かに彩り、家族や友人との絆を深め、あたらしい出会いや感動をもたらします。
環境の変化に柔軟に対応しながら、お客さまの視点を貫いて、こうした旅の素晴らしさをしっかりと発信し、お客さまに喜んでいただけるJALパックならではの「いい旅、あたらしい旅。」をご提供し続けていくことが我々の使命であると考えます。
昨年新たに取り組んだJALパックブランド誕生50周年特別企画も多くのお客さまにご好評をいただきました。2015年度にはこの流れを継承して年に4回のJALパック「厳選いい旅」をつくり、お客さまにお届けしてまいります。
企画性、テーマ性、希少性、限定感、など付加価値のある海外、国内の空の旅を厳選し1冊にまとめたものをJMB会員のお客さまにお届けします。
「ひつじ年の今年もみんなで旅に出かけよう、遠くへ行こう」、そして「我々は、決して看板に偽りのない、お客さまにご納得いただける旅をご提案していく」、という意味を込め、ひつじ年の年頭に当たり「羊頭狗肉」ではなく「羊、遠くに行く」という新たなメッセージを掲げ、臨んでまいりたいと思います。
皆様のご繁栄とご多幸を祈念申し上げまして年頭のごあいさつとさせていただきます。