地元ゆかりの仏像を「うまい仏」に、スナック菓子「うまい棒」で観光客誘致イベント ー岐阜県関市

岐阜県関市は2015年1月23日から25日まで、地元ゆかりの円空上人にちなんだイベント「うまい仏~円空が眠るまち・岐阜県関市現代アート展~」を開催する。スナック菓子「うまい棒」を円空仏風に彫って制作した「うまい仏(うまいぶつ)」などが展示される予定。会場は愛知県名古屋市のミッドランドスクエアで、入場は無料となっている。

円空上人は、関市に拠点を置くなど地元とかかわりの深い僧侶で、生涯をかけて12万体もの木彫り仏像を作成したことで知られる。今回のイベントでは、岐阜県出身の現代美術作家・河地貢士(かわちこうし)氏がスナック菓子をもとに制作した「うまい仏」107体をアート作品として展示するほか、新作発表や制作実演会も実施。「最後の1体」を彫るインスタレーション公開や来場者が参加できるワークショップなども開催される見通しだ。

関市では今回のイベントを通じ、同市所在の「円空館」「弥勒寺跡」「円空入場塚」「洞戸円空記念館」などへの観光客誘致を目指すと同時に、「刃物のまち」「鵜飼のまち」としても知られる同市のさらなる魅力発信と知名度向上につなげたいとしている。

イベントの関連情報・実施概要は以下のウェブサイトから確認できる。


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