成田空港、2015年夏スケジュールで発着回数が過去最高に、LCC割合は24.1%に拡大

成田国際空港の2015年夏期スケジュール(2015年3月29日~2015年10月24日)における定期航空会社の発着回数(週間)は、前年比2.4%増の4322回となり、冬スケジュールを含め、過去最高を更新した。

このうち、国際線旅客便は好調な訪日需要を背景に2908回に増加。国内線旅客便もLCCを中心に増加し、開港以来最高の948回となった。国際線ではアリタリア-イタリア航空(AZ)のベネチア線や、ニュージーランド航空(NZ)のクライストチャーチ線、ヴァージンアトランティック航空(VS)のロンドン線などが減少するが、エチオピア航空(ET)のアディスアベバ線などの新規路線開設もあり、期初では海外100都市、国内17都市、計117都市・121路線へ運航。

さらに、5月2日にはエア・カナダ(AC)のトロント線、8月1日からのカンタス航空(QR)ブリスベン線の再開も予定されており、夏期スケジュールでは就航都市数・路線数も計119都市・123路線と、開港以来最高となる見込みだ。

発表資料より

このほか、夏期スケジュールでの新規就航会社には香港エクスプレス(UO)、タイガーエア台湾(IT)も新規就航。バニラエア(JW)、セブパシフィック航空(5J)などの増便などLCC各社が発着便を増やしており、旅客便に占めるLCCの割合は国内線、国際線をあわせ24.1%に拡大。国内線では69.8%となったほか、国際線でも9.6%と約1割を占めるまでに成長した。

発表資料より

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