ICT総研が2015年4月13~14日に実施した「アップルウォッチ購入意識調査」(回答数550人)で、4月24日の発売予定直前の購入意向・意欲は、「既に予約した」(3.5%)と「購入しようと思っている」(4.5%)をあわせ8.0%となった。「まだわからない」は19.5%で、「購入するつもりはない」が72.5%と7割強を占めた。
ICT総研ではアップルウォッチの普及には、iPhoneがなければ有効活用できず、その割に販売価格が高いことや、キラーアプリが現時点で提示できていないという障壁を打破することがカギだとしている。
調査結果を年代別で見ると、20代が「既に予約した」(8.2%)と「購入しようと思っている」(7.2%)をあわせ15.4%となり、購入の意向や意欲が最も高かった。以降、30代が合わせて13.3%、40代が7.8%と年代が上がるほど購入意向や意欲は低下し、60代以上では既に予約をしたという人はゼロだった。
また、購入を希望するモデルは、「Apple Watch Sport」(31.1%)と「Apple Watch」(28.5%)が人気を集め、販売価格が128万円~の「Apple Watch Edition」は3.3%と少数だった。1位のApple Watch Sportはどの年代からも平均的に支持を集めており、ICT総研では1位となった理由を販売価格の安さ(Apple Watch Sport:4万2800円~、Apple Watch:6万6800円~)とみている。