訪日外国人の百貨店売上、花見ツアーで倍増続く -全体は駆込み消費の反動で2ケタ減(2015年3月)

日本百貨店協会によると、2015年3月の全国百貨店売上高のうち、訪日外国人の売上高は前年比118.6%増と倍増した。春節効果で大きく増加した2月に続き、3月も下旬からの花見ツアーの増加を受け、客数も151.7%増と大幅な成長が続いている。ラグジュアリーブランドや高級時計、化粧品のほか、日本酒や国産ウィスキーなど高級酒類も人気が出ているという。

なお、日本人消費を含む全体の売上高総額は前年比19.7%減の5441億円で、2か月ぶりのマイナスとなった。前年は消費増税前の駆け込み需要で25.4%増と伸びていることから、今回のマイナスはその反動によるもの。一昨年対比では、反動減対策の催事が好調だったほかインバウンド効果も加わり、プラスとなった。

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