ルフトハンザ航空、長距離路線の約半数に新プレミアムエコノミー導入完了

ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は、かねてから進めている新プレミアム エコノミークラスの導入について、長距離路線で使用するA340-300型機の計53機・約2000席に設置を完了した。快適性を重視した新クラスは座席幅を最大3センチ、空間幅を10センチ拡大。今後はA330-300型機、A340-300型機、A340-600型機、B747-400型機についても数週間以内に改修を行い、2015年秋までには改修作業を完了させる見通しだ。 *画像はプレミアム エコノミークラス座席設置の様子

同社の新たなプレミアムエコノミー席は、フランクフルト空港を出発する路線で、すでに全てのB747-8型機・A380型機で装備。ミュンヘン空港のA340-600型機15機と、デュッセルドルフ空港のA340-300型機2機にも導入されている。東京・羽田やニューヨーク、マイアミ、ロサンゼルス、サンパウロ、北京、シンガポール、香港などの長距離路線への導入で。最新クラスに対して行った顧客調査では旅客からの満足度が高く評価されているという。

新クラスは、チェックイン、搭乗手続きや手荷物規定はエコノミークラスと同様だが、機内はエコノミークラスより1.5倍広い空間としたほか、機内サービスもグレードを上げ、11〜12インチ(28〜30センチメートル)の専用タッチスクリーン・モニター、各座席にUSBポートや電源ソケットも設けた。25ユーロを追加で支払えば、ビジネスラウンジを使用可能。フランクフルト空港のウエルカムラウンジも時間帯により、50ユーロで利用できる。


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