カーニバル・コーポレーションは建造中のプリンセス・クルーズの新造船を、初の中国人乗客向けの客船として中国に配船することを発表した。2017年夏から上海を母港とし、通年運航する。
「ロイヤル・プリンセス」「リーガル・プリンセス」と同様の設計で、乗客定員は約3600人を予定。トップデッキのガラス張り通路「シー・ウォーク」や洋上最大級の「ペストリーショップ」、噴水と音楽のショー「プリンセス・ウォーターカラー・ファンタジー」のほか、現在、中国に夏期に配船している「サファイア・プリンセス」同様に中国市場向けのサービスやアクティビティも展開。さらに中国市場向けの設備やプログラムも盛り込んでいく予定だ。
プリンセス・クルーズの中国配船は今年で2年目。サファイア・プリンセスを6月4日~10月まで運航する計画で、中国市場は急成長しているという。