星野リゾートは、ANAクラウンプラザホテルの4施設を追加投資を含めた400億円弱で取得することを発表した。4施設の売主は米国系ファンドの子会社。星野リゾートによる取得は4施設の不動産所有と経営を行う法人の株式の取得により行われる予定だという。 *画像は同社の星野代表(2015年4月撮影)
今回取得される4つの施設は以下の通り。
- ANAクラウンプラザホテル金沢 (249室)
- ANAクラウンプラザホテル富山 (251室)
- ANAクラウンプラザホテル広島 (409室)
- ANAクラウンプラザホテル福岡 (320室)
星野リゾートは、この4施設が価格と立地などからビジネス利用が主流であるものの、今後はレジャー客の取込みも行っていく考え。独自の市場調査結果から、これらの都市で観光客のニーズを十分に満たしていないと判断しており、「この分野において星野リゾートの経営力を生かして行きたい」としている。
また、同社は国内の都市観光に高い成長性を見込んでおり、今回の取得は「第一弾」としている。
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