外国人の団体旅行者の荷物をトラック運搬する新サービス、第1弾は羽田・東京駅発着に対応

トラックの運転手付きレンタルサービスを運営するハーツは2015年7月から、団体で日本を訪れる外国人旅行者の手荷物をトラックで運搬する「東京ポーターサービス」を開始した。

羽田空港または東京駅発着で軽トラックから大型トラックまでを貸し切りで運行、荷物を当日中に目的地に運搬して、訪日旅行者の「手ぶら観光」を支援するもの。

荷物の大きさや重量には制限がなく梱包も不要であるため、宅配便よりも利用しやすいとし、料金体系は日本語がわからない外国人の理解しやすさを考慮して羽田(東京駅)からの「直線距離」と「車種」で計算する。

たとえば「羽田空港」から「東京ディズニーランド」までスーツケース35個を当日中に運んだ場合、料金は1tバン利用で2万1000円(税込み、スーツケース1個あたり600円)、東京駅から羽田空港までスーツケース75個を運んだ場合は2tトラック利用で2万8000円(同、1個あたり400円)になるという。

スマートフォンやPCから専用ウェブサイト経由でも情報を発信し、当面は旅行会社や旅行代理店を中心にサービスを提供。2016年の春以降は他国語サイトを公開し、さらに成田空港、中部国際空港(セントレア)、関西国際空港へと範囲を広げていく考えだ。

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