外務省、タイ・バンコク中心部の爆発事件で注意喚起

(※8月19日付け続報「タイ政府、バンコク爆発事件で旅行者サポートの緊急対応、負傷者への補償や対策室など」も合わせてご覧ください。トラベルボイス編集部)

外務省は2015年8月18日、海外安全ホームページ上でタイ・バンコクへの渡航や滞在予定者、滞在者に対する注意喚起のスポット情報を発出した。8月17日に発生した首都バンコク中心部で爆弾が爆発したことを受けたもの。外務省は、爆発現場付近で別の爆弾が発見され,治安当局が解体したとの情報もあり、犯行声明などが確認されていないことを伝えている。

また、今回とは別にバンコクで2月に発生したショッピングモール付近での小型爆弾爆発事件や、3月に刑事裁判所の外で手投げ弾が爆発する事件が発生していることを指摘。タイ南部地域(ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県、ソンクラー県の一部)では分離独立を標榜するイスラム系武装集団が存在していることなどから、タイへ渡航・滞在を予定、滞在中の日本人に対して注意を呼び掛けている。

また、在タイ日本国大使館は、17日付で「今後も不測の事態が発生する可能性も排除できません」として呼び掛け。在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者(海外旅行者・出張者など)には、現地での滞在予定を登録できる外務省の「たびレジ」への登録をすすめ、いざという時の緊急連絡の受取りが可能であることを伝えている。

詳細は外務省海外安全ホームページで確認できる。

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