ホテルオークラは、2015年10月1日付けで同グループのチェーン運営機関をJALホテルズに統合し、新組織「オークラ ニッコー ホテルマネジメント」を設立する。今後はJALホテルズを含めてチェーン運営機能を一元管理し、サービス強化と競争力を高めていく。
ホテルオークラがJALホテルズを子会社化したのは2010年9月のこと。その後両社では、運営ノウハウの共有や予約システムの一元化、双方の会員組織の統合などを推進してきた。
今回の組織再編は、ホテルオークラが運営する「オークラ ホテルズ&リゾーツ」26軒、JALホテルズが運営する「ニッコー・ホテルズ・インターナショナル」37軒、「ホテルJALシティ」11軒の3チェーンを対象とした運営の効率化・最適化を主な目的とするもの。
具体的には、JALホテルズを承継会社としてホテルオークラのホテルチェーン運営部門を吸収分割する。また、オークラホテルズ&リゾーツのセールス・マーケティング部門である「オレンジ マーケティング サービス ジャパン」を吸収合併、承継会社であるJALホテルズの社名を「オークラ ニッコー ホテルマネジメント」と改称する。
組織再編の構成図は以下のとおり。