東京都、外国人旅行者数が過去最高255.2万人に、日本人も約5%増 -2015年1~3月

東京都は2015年1~3月の観光入込客数(速報)を、前年比5.1%増の1億3210万9000人と発表した。このうち、日本在住者は4.6%増の1億2955万7000人(延べ人数)。外国在住者(訪日旅行者)は37.5%増の255万2000人で、四半期の過去最高を更新した。

旅行者のタイプ別では、宿泊客が11.9%増の1006万3000人回で、日帰り客(4.6%増の1億2204万6000人)の伸びを上回る。この傾向は日本在住者、外国在住者とも同様で、特に外国在住者は39.5%増の191万3000人回と約4割増加。

日本在住者では都内在住者が10.1%増の10.1%増の267万9000人となり、東京都以外からの旅行者のみならず、都内在住者の滞在需要も増えていることが判明した。

なお、観光消費額は1兆4311億4000万円で、そのうち17.3%は外国在住者(2486億6300万円)によるものと推計。カテゴリ別に見た一人当たりの消費額では、ビジネス目的の外国人在住者(宿泊客)が最も高額で13万2974円。これは、日本人旅行者(東京都以外の在住者)の5万5139円の2.4倍に相当する見込みだ。

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