モノのインターネット(IoT)と人工知能(AI)でワークスタイル変革へ、JALと日立が共同実証実験

日本航空(JL)は日立製作所と共同で、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)と人工知能(AI)を活用した従業員満足度(ES)向上を目指す実証実験を行なう。

実証実験では、日立グループが開発したIoTデバイスの名札型ウェアラブルセンサーを日本航空の間接部門スタッフ約80名が着用。センサーで業務中の身体運動を捉え、その特徴パターンから集団の活性度「組織活性度」を定量的に算出する。

これに、スタッフの属性や担当業務の特性、ワークスタイル変革施策の実施状況などのデータを組み合わせ、日立の人工知能で仮説設定・検証をする。人工知能の分析部分は従来、人が行なっていた作業を自動化するものだ。

日本航空では現在、企業理念などの体現を目指したワークスタイル変革に取り組んでいるところ。ITツールの導入による業務効率化のみならず、スタッフの成長とそれによって得られるES向上を最終的な目標として取り組んでいくとしている。

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