英ロンドンで開催されている観光産業の国際見本市「ワールド・トラベル・マーケット(WTM)ロンドン2015」において、日本政府観光局(JNTO)の出展ブースが「最優秀ブース賞」を受賞した。
出展ブースの品評は専門の選考委員によっておこなわれ、JNTOの出展ブースは全員一致で最優秀賞に選ばれた。
桜の木々に囲まれた同ブースは、「もしそこに『Japan』の文字がなくても一目で日本とわかる」という演出が評価された。
選考委員のPreuschmann氏は、「伝統とモダンがみごとに合体しているブースで、きめ細やかな造作が日本をうまく表現している。本物指向であると同時に、商談ブースとして機能的である」と評した。
JNTOの最優秀ブース賞の他、「優秀造作賞」にはエジプト政府観光局、「優秀商談空間賞」はカナリア諸島、「優秀接遇賞」にはエティハド航空が選ばれた。
またWTM内の旅行系テクノロジー見本市「トラベル・テック・ショー」では、eRevMax社が「優秀イノベーティブ賞」を受賞した。
WTMロンドンは世界有数の観光産業向け国際見本市・国際会議で、毎年11月に開催され、世界中の業界関係者約5万人が集うことで知られる。
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トラベルボイス編集部(ロンドン特派): 鶴本浩司