2015年11月19日、米マリオット・インターナショナルとYTLホテルズがマネジメント契約を締結した。これにより、北海道に高級ホテルブランド「リッツ・カールトン」が初めて進出、2020年内には北海道・ニセコに「リッツ・カールトン・リザーブ」の開設されることになった。同時に、タイのリゾート地・サムイ島には「ザ・リッツ・カールトン・コ サムイ」を開設する計画だ。 ※画像は「リッツ・カールトンホテル」ウェブサイトより
YTLホテルは、マレーシアを拠点に世界7か国でホテル運営を展開する企業。2014年12月には、ニセコにて新ブランド「KASARA(カサラ)」を掲げる「カサラ・ニセコビレッジ・タウンハウス」と複合商業施設「ザ・ビレッジ」をオープン。マリオットとの協業実績も豊富で、アジア太平洋地域のホテル5軒・2000を運営してきた経緯がある。
同社では、北海道・ニセコビレッジをアジアトップクラスのオールシーズン型リゾートに形成していくための長期的な開発計画も策定。今後十年以内には海外投資家向けのリゾートマンション「リッツ・カールトン・レジデンス」を開発していく計画だ。この展開は、マレーシアのクアラルンプールにて、初めて「リッツ・カールトン」ブランドによるレジデンスを開発したプロジェクトと同様のアプローチになるという。
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