トレンド総研の調査で、2016年のイベントやトピックスのうち、最も世間の関心が高いのは「マイナンバー制度スタート」(回答数:236人)であることが判明した。
2位には「リオオリンピック・パラリンピック」(162人)が入ったほか、4位には「北海道新幹線の開業」(116人)、5位は「テーマパーク周年事業」(114人)、10位は「新型リゾート列車の登場」(48人)が入り、観光やレジャーに関連するトピックが上位を占めた。8位には来年から施行される新しい国民祝日「8月11日『山の日』」が早速ランクインしている。
【20~60代男女に聞いた「2016年注目トピックス」】
1位:マイナンバー制度スタート(236人)
2位:リオオリンピック・パラリンピック(162人)
3位:電力小売り自由化(153人)
4位:北海道新幹線の開業(116人)
5位:テーマパーク周年事業(114人)
6位:18歳選挙権の適用(108人)
7位:伊勢志摩サミット(95人)
8位:8月11日「山の日」(78人)
9位:NHK大河ドラマ「真田丸」放映開始(60人)
10位:新型リゾート列車の登場(48人)
10位:ロボットタクシー実証試験開始(48人)
また、トレンド総研の予測として発表した部門別の「2016年の流行」では、「民泊マッチング」や「VRコンテンツ」、「離島料理」などが上げられた。「民泊マッチング」では解決すべき問題も多いとしながらも、「急増するインバウンドのホテル不足解消の切り札として期待が高まっているのも事実」と理由を説明。民泊が全国解禁された場合には、アプリやウェブサイトなどの民泊マッチングサービスが盛り上がると予想する。
「VRコンテンツ」では「VR(バーチャル・リアリティ)元年」と言われる2016年には、家庭でも「PlayStation VR」や「オキュラスリフト」など消費者向けVR機器で気軽に楽しめるようになるほか、イベントやエンターテイメント施設などでもVRのコンテンツが一般化すると展望。「離島料理」では、すでに東京・神楽坂に「離島キッチン」がオープンするなど、専門店の開店やイベント開催が増えているという。
【分野別、「2016年の流行」予測】
分野別流行:コメント
- 食「離島料理」:「ご当地グルメ」の究極形!? 2016年は「離島料理」に注目!
- 健康「進化系減塩」:キーワードは「おいしい」減塩、無理せず続けられる「減塩」アイテムや料理法が人気になる予感
- 美容「ウィートグラス」:ハリウッドセレブに人気のダイエットフード「ウィートグラス」が日本でも人気に!?
- レジャー「民泊マッチング」:インバウンド増大における、ホテル不足解消の切り札に
- 仕事・働き方「学生シッター」:ワーキングマザーの救世主は「学生」!? 母親にも学生にもメリット大
なお、「2016年の消費意欲」に対する回答の結果では、「2015年と消費意欲は変わらない」が51%と最も多かったが、2015年より「消費意欲は下がると思う」(36%)が「消費意欲は上がると思う」(13%)を上回った。
調査は2015年11月24日~26日まで、20~60代男女500名を対象にインターネットで実施された。