ロイヤル・カリビアン・クルーズ(RCC)は2015年11月に、5隻目となる次世代型客船「クァンタム・クラス」の新造船の発注を行なった。(写真は2015年に博多に初寄港した、同クラスの旗艦船クァンタム・オブ・ザ・シーズ)
16万8000トンの「クァンタム・クラス」はその大きさだけではなく、“スマートシップ”として、テクノロジーを多用した最新鋭の客船。快適性や利便性にテクノロジーを活用しているほか、ソフトの部分にも新しい概念によるサービスを導入している。
同クラスは既に「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」、「アンセム・オブ・ザ・シーズ」が運航しており、2016年4月には「オベーション・オブ・ザ・シーズ」の就航を控える。さらに2015年5月に発注した4隻目(名称未定)が2019年、そして今回発注した5隻目は2020年秋の就航を予定している。
このほか、ロイヤル・カリビアン・クルーズでは、世界最大22万トンの客船「オアシス・クラス」でも、3隻目の「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」を2016年5月に就航予定。2018年春の就航を目指して4隻目(名称未定)の建造も開始されている。2020年まで、人気の客船クラスで計5隻が就航する予定だ。