HISが異業種企業と観光プロモーション組織を設立、アプリ開発・ゲーム・印刷などの企業が参画

エイチ・アイ・エス(H.I.S.)は、2016年3月1日に「地方創生・観光プロモーションコンソーシアム」を設立する。自治体や観光協会、各種企業をとりまとめて窓口を一元化して各社の強みを掛け合わせた効果的な観光プロモーションを展開。デジタル技術も活用して地域経済の活性化につなげるもの。

現時点で参画が予定されているのは、H.I.S.の約200拠点の海外店舗や、ホテル予約サービス「H.I.S.スマ宿」、H.I.S.ANAナビゲーションジャパンのほか、電子クーポン・パンフレットアプリ「H.I.S.クーポン」、H.I.S.「ツーリストインフォメーションセンター」、中国からの訪日旅行サポート「LY-HISトラベル」韓国の旅行者向けサービス「インターパークツアー ジャパン(INTERPARK TOUR JAPAN)」など約15社・団体。

旅行業のほか、アプリ開発企業、印刷業、学生団体など多数の異業種が関与しているのが特徴だ。参画する各社には、観光・旅行関連の行動分析や心理分析結果を提供し、観光プロモーションでの活用に活かしていく流れとなる。

コンソーシアムの連携イメージは以下のとおり。

H.I.S. :報道資料より

なお、同コンソーシアムの最初の案件として決定しているのは、内閣府が後援する「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」でデジタル観光パンフレット部門を受賞した長崎県・佐世保市。今後さらに全国の地方自治体に情報を提供することでITを活用した地域活性化を目指していく。


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