各国の統計機関によるデータにもとづき、2015年1年間の日本人出国者数を東アジア4か国・地域(韓国、中国、台湾、香港)でみると、いずれも前年比伸び率はマイナス。昨年15%の大幅な伸びを示した台湾への出国は0.5%減の162万7200人、昨年2.1%増の香港は2.7%減の104万9300人と、いずれも微減に転じた。中国は8.1%減の249万7700人、韓国は19.4%減の183万7800人となっている。
2015年までの10年間推移は以下のとおり。
なお、2015年12月単月では、台湾への出国が前年比12.1%増の16万9400人と年内初の2桁増を記録。香港も9.1%増の10万800人と順調な伸びとなった。韓国は前年比6.2%減の15万9900人、中国が22.1%減の20万6200人。中国は2015年2月以来、10か月ぶりに2割以上のマイナス遷移となった。
2015年の12カ月推移は以下のとおり。
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