国内航空4社の2016年度ゴールデンウィーク期間(2016年4月28日〜5月8日)の利用実績がまとまった。それによると、供給を絞ったソラシドエア以外は前年よりも旅客数を伸ばした。特に、今年3月に民事再生手続きを終結したスカイマークは利用率88.2%と好調な結果を残した。
まず、スカイマークの旅客数は前年比11.4%増の20万7230人。提供座席数の伸び率(同1.5%増)を大きく上回り、利用率も前年の80.4%を上回る88.2%となった。期間中のピークは下りが5月5日で利用率98.1%、上りが5月1日で98.2%。
AIR DOも提供座席数を同7.4%増としたことから、旅客数も同22%増の7万3638人となり、利用率も前年の68.3%を大きく上回る77.5%となった。ピークは下りが4月30日で利用率94.1%、上りが5月6日で利用率96%。
スターフライヤーは提供座席数が同1.1%増に対し、旅客数は同7.7%増の4万8041人。利用率も同4.8ポイント増の78%と好調に推移した。ピークは下りが4月29日で利用率96.2%、上りが5月5日で92.6%。
ソラシドエアは、提供座席数を同3.8%減と減らしたものの、旅客数の減少率は同0.5%減にとどめ、5万9698人を輸送した。利用率は75%。ピークは下りが4月29日で利用率96.0%、上りが5月5日で95.1%。
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