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日本政府観光局(JNTO)によると、2016年5月の訪日外国人数(訪日外客数:推計値)は前年同期比15.3%増の189万4000人となった。5 月として過去最高だった昨年5月の164万2000人から約27万人上回る結果に。一方で、韓国市場が熊本地震の影響から伸び率が2014年6月以来初めてマイナスになる現象がおきている。
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2016年5月の訪日外国人数と前年推移は以下のとおり。
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国籍別で首位は中国で前年比30.0%増の50万7200人。次いで台湾が10.5%増の37万5500人、韓国が4.2%減の30万2100人だった。また、インドが単月過去最高を記録、韓国、ロシアを除く 17 市場が 5 月として過去最高を記録した。 1月からの累計では、中国が45.3%増の249万4200人で早くも200万人を突破。韓国は29.8%増の203万5600人、台湾が21.5%増の175万8000人となっている。
各市場の詳細は以下のとおり。
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JNTOでは、6 月について本格的な夏休み需要が始まるまでの狭間であり、熊本地震の影響も一部残ることを予測。一方で大型MICEの開催も予定されており、引き続き各市場での訪日需要について注視していくとしている。
トラベルボイス編集部