日本政府観光局、リオ五輪の開催中に訪日プロモーションを強化、アスリート起用の文化体験コンテンツを放映など

日本政府観光局(JNTO)は8月から開始される2016年リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック開催に合わせ、現地で訪日プロモーションを展開する。今年3月に取りまとめられた「明日の日本を支える観光ビジョン」で掲げた訪日プロモーション戦略高度化の一環として、開催地ブラジルや北米、欧州、豪州を中心とした世界各国で次回の五輪開催国・日本の魅力をアピールする。

具体的には、現地に開設される日本の情報発信拠点「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」(写真)にビジットジャパンブースを設置し、パンフレットの配布や国内各地の観光動画放映などを通じたプロモーションを実施する。また、アトランタオリンピック陸上競技の金メダリストであるカナダのドノバン・ベイリー氏が日本の歴史・文化を体験するコンテンツを制作。BBCネットワークを通じたTVCMやネット放映を展開する。

ほかにも、ロイターやAP通信と連携して日本を紹介するコンテンツを世界に向けて配信。メディア向けの映像・画像提供拠点「ジャパン・オンライン・メディアセンター」の開設もおこなう計画だ。

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