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ゴールデンウイークの旅行予測2025、総旅行者数は7%減、国内旅行は8%減、海外旅行は10%増、JTBが推計

JTBは、2025年のゴールデンウィーク期間(4月25日~5月7日)の旅行見通しをまとめた。同社が実施したアンケート調査、各種経済動向、業界動向・データ、宿泊施設の予約状況、各種意識調査などをもとに「1泊以上の旅行に出かける人」を推計したもの。それによると、GWの総旅行者数は2345万人(前年比93.1%)、総旅行消費額が9855億円(前年比96.1%)で減少傾向となる見込みだ。

国内旅行は減少傾向、3泊以上が増加

国内旅行は、物価高騰や家計の事情、混雑を避けて旅行時期をずらす傾向がみられ、旅行者数は前年比92.8%の2290万人に減少。平均旅行費用(単価)は、物価高騰の影響で前年比101.4%の3万6600円と微増。行き先は、分散傾向がみられ、鉄道や航空機などを利用した遠方への旅行が増加。それに伴い、日数も増加傾向となりそうだ。

全体では1泊2日(33.5%)が最多だが、前年比では4.3ポイント減少。2泊3日(32.7%)も1.2ポイント減少となった。一方で、3泊4日(19.8%)は2.7ポイント増加し、3泊以上が合計で5.5ポイントの増加となった。

旅行先の最多は、関東(22.3%)で前年比2.2ポイント増加。次いで近畿(17.1%)、九州(9.7%)の順となった。

一人当たりの旅行費用で最多は、2万円~3万円未満(18.6%)。続いて1万円~2万円未満(18.3%)、4万円~5万円未満(17.1%)となったが、いずれも前年から減少傾向だった。一方で、5万円以上の合計は前年比4.6ポイント増加となり、全体的に費用は増加傾向とみている。

海外旅行人数は増加、行き先は二極化傾向

海外旅行は、一部の層の収入増などで旅行者数は前年比110.0%の55万人に増加(2019年比では54.8%)。平均費用(単価)は、円安や物価高の影響を受けて前年比99.6%の26万8000円を見込む。旅行消費額は前年比109.6%の1474億円。行き先は、韓国・台湾などの近場が人気だが、欧米豪など遠方に長期で旅行する傾向がみられ、二極化傾向となっている。

出発日のピークは、4月24日(木)以前が15.0%。次いで4月25日(金)(13.3%)、4月26日(土)(10.6%)、5月3日(土・祝)(10.6%)。旅行日数の最多は、3泊4日(29.2%)で前年比2.1ポイント増加。4泊5日(13.3%)が3.9ポイント増加、2泊3日(14.2%)、5泊6日(14.2%)が続いた。

旅行費用の最多は、10万円~15万円未満(15.9%)。7万円~10万円未満(15.0%)、15万円~20万円未満(14.2%)が続いた。

なお、この調査は昨年まで調査対象期間を4月25日~5月5日としてきたが、2025年から4月25日~5月7日に変更している。