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シンガポール航空、チャンギ国際空港ラウンジ改装に約50億円規模の投資、地上サービスを強化

シンガポール航空は、シンガポールのチャンギ国際空港第2ターミナルのラウンジ改装に4500万シンガポールドル(約49億円)を投資し、メインハブ空港として地上でのサービス向上を図る。

改装するのは、シルバークリスラウンジとクリスフライヤーゴールドラウンジで、4月15日から段階的に開始。2年後の2027年半ばごろに完了する。リニューアル後は座席数とスペースを50%拡大、さまざまなタイプの座席、個室シャワー、フルサービスのバー、ライブ・クッキング・ステーション、内装など設備のアップグレードに加え、食事や飲み物のメニューも拡充する。チャンギ国際空港第3ターミナルにある同社のフラッグシップラウンジの要素も取り入れる。

シンガポール航空シニアバイスプレジデント(カスタマーエクスペリエンス担当)のヨー・ピーテック氏は「第3ターミナルのラウンジでの成功を機に、第2ターミナルでもシームレスでワールドクラスの体験を提供するため継続的に取り組んでいきたい」などとコメント。シルバークリスラウンジ内ファーストクラスエリアの工事は2025年第4四半期の完成を予定しており、シルバークリスラウンジ内ビジネスクラスエリアの着工は2025年第4四半期、クリスフライヤーゴールドラウンジは2026年の上半期となる予定だ。

※シンガポールドル円換算は、1シンガポールドル108円でトラベルボイス編集部が算出